2025年 年頭所感とごあいさつ

1. はじめに
プラスワン・プランナーを運営する株式会社永光の高橋です。
昨年は、多くの婚礼施設様に弊社サービスをご利用いただき、心より感謝申し上げます。
2024年は、業務委託の需要がさらに拡大し、多くの婚礼施設様が必要なタイミングで新規・施行の両方において弊社のフリープランナー出向サービスをご活用いただける環境を整えることができました。今年も引き続き、業界に新たな価値を提供できるよう努めてまいります。
2. 業務委託の進化:次なるステージへ
弊社が提供する業務委託サービスは、これまで2つの成長フェーズを経てまいりました。
- フェーズ1(2018年〜2020年):
草創期 – 新たな働き方としての業務委託の導入が始まりました - フェーズ2(2021年〜2024年):
需要拡大期 – 多くの婚礼施設様に弊社サービスをご利用いただき、またエリアも広がっていきました - フェーズ3(2024年〜3年程度):
質の厳選期 – 需要が安定する中で、「質の高いフリープランナーの確保と提供」が求められる段階に入ってきています
2025年は、フェーズ3として「質の厳選期」と位置付け、より信頼性の高いフリープランナーを確保し、より多くの婚礼施設様にとって高い付加価値のあるサービスを提供する年にしていきます。
3. 箱貸しの可能性
近年、ブライダル業界では、婚礼施設の運営形態が徐々に変化していく兆しが見られます。その中でも、「箱貸し」へと緩やかに移行していく可能性が注目されています。ただし、これは単なるスペース貸しではなく、婚礼施設を熟知した運営のプロが、施設の価値を最大限に発揮する形で進められるものです。
弊社の考える箱貸しのイメージは、「完全箱貸し」ではなく、婚礼施設側が運営・料飲・オペレーションというコアサービスに集中し、プランニングは外部のフリープランナーをリソースとしてフル活用するイメージです。
これにより、
- 自社のリソースを効率的に活用できる
- 多くのプランナーを自社雇用する必要がなくなる
- 箱の運営と価値最大化に集中できる
婚礼施設側の運営スタイルは上記のメリットを最大化できるようになっていきます。
そしてこのような流れは緩やかですが進んでいくものと思われます。またこのようにすることで、業界全体における運営効率化(事業閉鎖をしなくてもいい体質)が進んでいくと考えられます。
4. 装置産業からの脱却
現在、多くの婚礼施設は、「結婚式の準備・提供のための人的リソースを結婚式場が抱える固定費の重い構造」(株式会社リクルート「ブライダル産業の構造転換に向けた調査・分析 報告書」2022.3.31 )で運営されています。
このような装置産業的な構造は、少子化や婚礼需要の減少が進む中では持続が難しいと言わざるを得ません。業務委託と部分的な箱貸しの活用によって、こうした課題に柔軟に対応し、婚礼施設様が効率的で持続可能な運営モデルを実現できるようサポートしてまいります。
5. 2025年の展望
今年、弊社は業務委託サービスのさらなる充実を目指すとともに、ブライダル業界全体が抱える課題解決に向けた提案を行ってまいります。特に、婚礼施設の運営形態が徐々に変化し、「箱貸し」モデルへの移行が進む中で、弊社としてもその流れを見据えたサポートを強化していきます。
6. 結び
2025年も、婚礼施設様や関係各位のご期待に応えられるよう全力で取り組んでまいります。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!
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