株式会社永光 代表取締役高橋 龍一
ウェディングを行う会場とフリーのウェディングプランナーとがともにウィンウィンになれるサービスを目指しています。
ウェディングプランナーは、高い専門性と知識・経験が求められる立派な技術職です。
技術職というのは、弁護士や会計士などと同じように、「業務委託」こそがベストな契約形態です。会場とプランナーとが「お仕事単位で受発注できる」これからの時代に即した新しいサービスです!
結婚式の打ち合わせ・施行業務の受発注
結婚式当日の全体ディレクター業務の受発注
初めての会場での業務把握や
研修の受発注
新規・再来接客業務の受発注
株式会社永光 代表取締役高橋 龍一
1984年6月2日生まれ。大阪生まれ大阪育ち。
京都の大学を卒業後、大手ブライダル会社にて、法人営業の宴会需要の開拓やウェディングの営業およびキャプテン業務等を、大阪と横浜にて経験。
その後、大阪のプロデュース会社にて、ホテルやレストラン等におけるウェディング部門の責任者等の経験をした後、2012年1月23日フリーランスウエディングプランナーとして独立、Azure Weddingを立ち上げる。
独立後は、(社)IWPA国際ウエディングプランナー協会に所属、「ケッコンシキは十人十色」をコンセプトに、場所やカタチに捉われない自由自在なウェディングを多数プロデュース。
2015年3月10日、亡き父の跡を引き継ぎ、株式会社永光の代表取締役に就任。
今までの経験に基づいたウェディングサービスの運営はもとより、先代からのコア事業である製造請負業のさらなる発展に努め、さらには新たに人材ビジネスにも着手し、一般労働者派遣事業および職業紹介事業も開始。
ウェディングと製造業に特化したアウトソーシング(請負・派遣・紹介)を事業運営の中心として見据え、2018年8月、プラスワン・プランナーのサービスを始動。
大学を卒業後、新進気鋭のブライダル企業において、ハウスウェディングの平日活用を提案する法人営業や婚礼当日のサービス、ウェディングの営業やキャプテン業務など、いろいろな経験をさせていただきました。
また横浜の地で、新事業所の立ち上げメンバーに入らせていただいたりと、若いながらも本当にさまざまな勉強をさせていただくなかで、すっかりとブライダルの虜になっている自分がいました。
またその後の大阪のプロデュース会社においても、レストランやホテルなど、ハウスウェディングとはまた異なったカテゴリーのウェディングを経験させていただくなかで、その後のフリーランスプランナーへとつながる幅広さを勉強させていただきました。
フリーへと独立後当初は、自分の想いとは裏腹に集客に苦戦したり、結婚式場からは門前払いされるなど、大変辛い想いをすることも多々ありました。自分の今までの経験を活かしたい、お客様さえ見つかれば、絶対に喜んでいただけるプロデュース業務ができるのに…と、暗中模索する日々が続くこともありました。
そうしたなかでも、地道にブログやSNSの更新、認知を広げるための営業活動を諦めずコツコツやっていく過程で、またフリーウェディングプランナーという存在の認知度が徐々に上がるという世の変化のなかで、新郎新婦様からの直接お問い合わせも多くいただけるようになっていきました。
世の流れと自分自身の地道な営業活動が功を奏すなか、徐々に自分の実績も増えていき、いろんな場所での自由自在なウェディングプロデュースを依頼されることや取材いただくことなども大幅に増えていきました。
そんななか、亡き父の会社に、私自身も携わるという転機が訪れました。この会社は、いろいろな製造業の工場等における現場業務(機械塗装や加工業務等)を請け負うという会社で、父が亡きあと、私の弟が先に引き継いでくれていたという背景があります。従業員も若干いる小さな会社だったのですが、ありがたいことに年々業務量が増えるなかで、本格的に私自身も参画するという流れになったのです。
ウェディングとは全く異なる事業領域に挑戦するという転機が訪れたワケです。
この会社は、自社で工場を所有せず、取引先の工場に職人チームを常駐させるというスタイルで運営しており、業種こそ違えど、「場所や形にとらわれずに自由自在な結婚式をプロデュースする」というフリーランススタイルのウェディングとは、根底で相通じるものがありました。
私がこの会社の経営に参画するようになったのと同時期にちょうど、社会的な構造変化としては、労働者派遣法の改正や働き方改革の議論が本格化するなど、「今までとは異なる労働の在り方が模索される」ようになってきていました。
製造の現場でもまさしく、雇用形態の見直し・大転換がはかられているのを目の当たりにしており、このようななか、長年お付き合いのあるお取引先の一つから、「倉庫業をまるまる一括請け負ってもらいたい」というお話をいただくこととなりました。
今まで経験したことのない業種な分、大変苦労したのですが、結果的には人員の大幅な増員も含めて、事業領域の幅を拡大することに成功し、会社の経営基盤をさらに安定化させることへとつながりました。
お取引先からすれば、「いままで自社でやっていた部門を外部にアウトソースし、固定費をコストダウンさせる」ということで、弊社からすれば、「自社の人的資源や技術力を資本に仕事をまるまる請け負える」というウィンウィンの関係性が成立したのです。
この革新で得た確信…
そう、それこそが、「これからはアウトソーシングこそが時代に求められるサービスだ!」との核心です。
新しくいただいた「倉庫業の請負」においても、それ単体で成功することは絶対になかったといえます。私がウェディングにおいて培った、「お客様のためにチーム全体で仕事する」という精神とノウハウ、これがなければ成功は得られなかったと思います。
弊社が請け負うまでの当時の倉庫業務などは、それこそ「一人一人がバラバラで仕事している」「朝礼や昼礼などのブリーフィングや情報共有もない」といった本当にすさまじい状態で、まさしく「属人的仕事」の典型でした。
これを、「平準化・仕組化」するためには、「指揮官=プランナーやキャプテン」の存在と、「職人=サービススタッフ」の明確な役割分担・職責の明確化が必要でした。
私自身がまさにウェディングで培ったノウハウと経験をこの新規請負事業に投入することで、もともと元請のお取引先が16人で行っていた業務を弊社では「10人へとスリム化」し、さらにそのうえで、「ノー残業」へと労働時間を圧縮することに成功したのです。
こうした経験から得たこと…
それは、この流れと波は、必ず間違いなくウェディングにもやってくる…という確信です。
ウェディングプロデュース業、製造請負業と経験するなかで、私自身と弊社の得意領域というのは完全にリンクし、「人と技術を資本とした人材サービスこそが使命」という根拠のある確信と自信を得ることができました。
世の流れをみても、「働き方改革」や「ライフワークバランス」など、業界を問わずすべての仕事において、「人間らしく自分らしい働き方」が求められる時代へとなってきています。
ウェディングプランナーというのは、「やりがいとは裏腹に離職率が非常に高い職業」であることも間違いない事実です。これは、ウェディングプランナーの働き方と「雇用契約」という契約形態とがかみ合っていないからです。
弊社のプラスワン・プランナーというサービスは、経験と時代の流れ・必要性から生まれたこれからの時代に即した、今後必ず求められるサービスです。
私がフリーウェディングプランナーとして独立した頃に比べ、随分とその認知度も進み、フリープランナーの数も増えてきました。
フリープランナーの数が増えるということはそれだけ、競争も激化するということです。
今後は、会場プランナーとして雇用され働いているプランナーがフリーへと転向する流れもますます増えてくると思います。
ですが、「フリーになる=仕事をとれる」ワケでは全くありません。
数が増えるということはそれだけ「競争相手が増える」ということで、新郎新婦様からの直接の依頼案件だけで生計を成り立たせていくことは非常に厳しい時代に入ってきたといえます。
片や、労働環境を取り巻く社会変化が目まぐるしいなか、会場もプランナーの雇用形態の見直しを迫られている現状があり、これから求められる事業領域はまさしく、「会場とフリープランナーとがお仕事単位でつながることができるサービス」といえます。
プラスワン・プランナーはこれからの時代を見据えた全く新しいサービスです。
会場とフリーウェディングプランナー、そのそれぞれがウィンウィンになれるサービスです。波に乗るのではなく、ぜひ一緒に新しい波を起こしてみませんか?
皆さまとお会いできることを心より楽しみにしています。