新着情報

成功する業務委託フリープランナー〜10の要素〜②

前回に続き、「成功する業務委託フリープランナー〜10の要素」の第2弾となります!成功する近道の第一歩は、成功者に学ぶことです!これから業務委託ウエディングプランナーを目指す方は必読の内容です!

「成功する業務委託フリープランナー〜10の要素〜①」
未読の方はまずはそちらを先にご一読ください!

4.商品知識が豊富なこと

すべては商品知識に始まり商品知識に終わる

これはすべての仕事に通じるといっても過言ではないぐらい大切なことです。
会場オペレーションや打ち合わせシステム、フローなどのツール関係、
はたまた販促アイテムの知識をどれだけ把握し、
しっかりと使いこなせるか、
あるいは説明できるだけのレベルにあるかというのは、
「どれだけ仕事を理解しているか」を如実に示すバロメーターでもあり、
委託仕事の成功の可否を左右するとてもとても大事な要素です。

この点、「ウエディングの基本は同じ。どこの会場でも、
違いさえわかれば問題なく対応できるでしょ」と思っている方が稀にいますが、
これは確実に失敗する思考法です。

同じコンビニでも、セブンイレブンやファミリーマート、ローソンなどでも、
仕入先から商品陳列のルール、レジ対応の仕方、顧客対応など千差万別です。
それこそ直営かFCか、あるいはそれぞれの店舗毎にも微妙な違いが
あるぐらいなので、一つを把握するだけでも本当に必死でやらないと、
まったく把握と理解が及ばないわけです。

ましてや打ち合わせ内容も案内アイテムも多岐にわたるウエディングのお仕事であれば、
この「商品知識の理解」がすべてを左右するといっても過言ではないのは、
重々ご理解いただけるかとは思います。

わかっているから「信頼」が生まれる

また、お客様目線に立てば、安心と信頼のおけるプランナーというのは、
一にも二にもやはり、「詳しい商品知識をもっていること」
ともいえます。

もちろん、
「ああ、この人は、私たちのことをよくわかってくれているな」という視点も
負けじ劣らずぐらい大事ですが一方、
「ああ、この人は本当に、ウエディングのことをよく知っているな。」
「会場のことやアイテムのことなど、何を聴いても本当に的確で詳しいな。」という点こそ、
自分たちの一大事を任せるにふさわしいかどうかの絶対的ポイントともいえます。

自分がもし新郎新婦だったと考えると、この重要性はよく理解できるはずです。

単に「傾聴の姿勢がある」「親身で一生懸命」というだけでは不十分で、
「プロとしてのしっかりとした商品知識があること」こそ、もっとも重要な要素ということです。

質問のないプランナーはダメダメ

この点、会場研修などにおいて、不明点や疑問を質問魔のように
怒涛のごとく質問するプランナーさんがいますが、このタイプには2種類いて、

・その前のレクチャーで丁寧に教えたはずのことを二重で聴いてくるタイプ
・その前のレクチャー内容を受けて追加質問や深掘りをしてくるタイプ

とにわかれます。

前者のタイプに顕著なのは、「そもそもレクチャーを真剣に聴いていない」ということが
本当によくあります。それでも質問してこないよりかは随分よいかとは思いますが、
真剣に聴いてさえいれば発生しない質問であることも多いので、ある種無益な質問ともいえます。

反面、後者のタイプというのは、「レクチャーを真剣に聴いている」からこそ、
「あの場合はどうなるのか?」「この場合は、こういう解釈でよいのか?」など、
皆がそこを聴きたい!といったズバリ本質を突いてくるので、非常に伸びと吸収が早い
です。
この質問によりさらに「商品知識が深まる」ので、
先述した「安心と信頼のおけるプランナー」へとステップアップするポテンシャルが
多分に存在するタイプともいえます。

委託プランナーとして目指すべき理想のタイプをここに据え置くと、
必ず成功すると断言できるので、ぜひこのタイプを目標として頑張ってまいりましょう!

逆にいうと、研修などにおいてたまに、まったく質問のないプランナーさんがいますが、
正直このタイプの方で成功する要素は、
無限に等しいほど皆無といっても差し支えはないとも思います。

ぜひ、「良い質問魔」を目指しましょう!

5.「超性能」のよい「調整脳」であること

会場脳?お客様脳?

これは主に、「施行担当」において発生しやすい話ですが、
『会場が提案できることや会場のルールとお客様がしたいことが合わない、
自分自身の理想と考えるウエディングもお客様の希望に近いものがあるので、
この会場での仕事は自分のしたい仕事ではない』といった考えが生まれ、
委託仕事自体をリタイヤしてしまうといった内容です。

この種のプランナーさんが欠如している視点は明確です。

それは、「お客様は二つ存在する」ということです。
上で挙げたような話は一見もっともらしく感じられてしまうだけに、
「お客様=新郎新婦様」と捉えられがちなのですが、
委託仕事の本質でありもっとも大事な点は、
『あなたのお客様はいったい誰ですか?』という視点
です。

業務委託のフリープランナーであるあなたの直接のお客様は誰ですか?

それは、「あなたに仕事を依頼している婚礼施設および委託会社」です。
そして「新郎新婦様は、その企業で契約をしたお客様」であるわけです。

つまりは、委託プランナーであるあなたにとって大事なことは、
「会場も新郎新婦様も、両方が自分にとって大切なお客様である」という視点
なわけです。

会場視点に立つのがいいのか?新郎新婦視点にたてばいいのか?
会場脳?お客様脳?どっちにたてばいいの???

そもそも、そうした考えに陥ること自体が、
『自分のお客様は誰なのか?』という視点が欠如した結果ともいえるわけです。

必要なのは、「調整脳」

あなたにとってのお客様は、「会場でもあり、新郎新婦様でもある」。

答えは至極シンプルで且つ、これ以上でも以下でもありません。

このことさえ頭に入っていれば、
「プランナーである自分自身の仕事は、
会場よし・新郎新婦よしの両方よしが実現する調整を行うこと!」と
すなわち、『調整脳』をもつこととすんなり理解できるはずです。

そしてこの『調整脳』を超性能のよい状態でメンテナンスしていくことが、
委託プランナーにとってもっとも大事なスキルであり姿勢でもあります。

これをスムーズに行なっていくためにこそ必要なことが、
4の項目でお伝えした「商品知識が豊富」であることなります。

委託仕事をしていくうえで本当に本当に大事な視点は、
「お客様を知る」ということです。

そして何度も言いますが、
このお客様というのは「会場と新郎新婦の二つ存在」し、
その両方にとってのベストを追求していくこと
が結果、
委託プランナーであるあなた自身の価値と幸せにもつながってくるという
視点を絶対に忘れないで常に意識し続けることです。

6.約束を守れること

件数や日数の約束

また業務委託のウエディングプランナーとして成功するための第一歩は、
件数や稼働日数の約束を守れるかどうかという点にあります。

この点を軽く考えているプランナーさんがたまにいるのですが、
会場や委託元、新郎新婦様に迷惑がかかるだけなので、
約束した件数や日数が守れそうにないぐらいであれば
はじめから委託プランナーを目指すべきではないといえます。

「とりえあずやってみてから色々と方向性を決める」
「ちょっとしんどいと思ったら、やめたらいい」

このような考え方のプランナーさんもたまにいるのですが、
プロとして仕事をしていくという視点にたてば、
会場や委託元からすればUP(undesirable planner=好ましくないプランナー)
なので、
考えを改めるか、はじめからやめたほうがいいともいえます。

ましてや、担当を放り出して「飛ぶ」などもってのほかですので、
当然ですが絶対にしないようにと願います。

会場との約束

会場との約束をいかに守れるかという視点も、非常に大事です。

これは先述した「商品知識をしっかりともち、会場ルールを把握し、
そのなかで新郎新婦の要望との調整をはかっていく」ということ

できるかどうかということです。

その会場からお仕事を委託されている立場なので、
その会場の意向やルール、フローを無視して、
「自分のやりたい理想形や新郎新婦がやりたいといっていることだけ」を
なんとか実現しようとする姿勢は、『誤った顧客目線』
であることを
早期に理解して、この悪しき思考法からは
いち早く脱却することが、委託プランナーとしての成功への近道となります。

お客様との約束

これは言わずもがなですが、目の前の新郎新婦に対して、
ひたむきに何より且つ誠実に向き合うことがもっとも肝要
です。

成功しているプランナーさんの評価として新郎新婦から多いのは、

・説明がわかりやすかった
・寄り添ってくれた
・できないことがあっても、でできない理由を明確にし、
 逆になにができるかなどの代替え案をたくさんくれた
・レスポンスがはやかった
・常に笑顔で親身に接してくれた

といった声が本当に多いです。
プランナー仕事として、このようなお声をいただくことは本来、
きちんと仕事をしていれば当然のこととはいえるのですが、
反面、これらとは正反対のお声をいただくプランナーさんがいることも事実です。

ではなぜそうしたことが生じるのか?
それは今までのお話を真剣にお読みいただいている方であれば、
すんなりと理解いただけるかとは思いますが、
これまでにお伝えしてる1〜6の内容をまったく守れていないからです。

逆にいうと、それらがしっかりと遵守できている方は、
本当にノークレームで、会場からも新郎新婦からも、
抜群に高い評価をいただくことが可能
となっています。

あなたの目指すべきプランナー像は当然、
「良い評価をいただけるプランナー」であると思いますので、
どうかここまでの内容を参考にし、成功への糧としていただければ幸いです。

7.与える人であること

価値と価値の交換

上で、良いプランナーは「ノークレーム」とお伝えしましたが、
その本質としてもっとも大事なことは、
「与える人」であることともいえます。

成功するプランナーさんの多くは、
仕事とは、「価値と価値の交換」ということをよくわかっています。

「プランナーである自分が提供できる価値
=豊富な会場知識に基づいたベストな提案と迅速親身且つわかりやすい案内」
であることを重々理解しているので、
その結果として、
「会場からは次の仕事を任せたいという信頼という価値」

「新郎新婦からは感謝・満足とその結果としての売上という価値」
をいただける結果へとつながっているのです。

ここで大事なことは、
「信頼や感謝・満足・売上の前に、まずはプランナーである自分自身が、
それに見合うだけの価値を提供している」、
すなわち「与える側」であるという点です。

つまりは、矢印が自分ではなく、常にお客様に向いているということです。

反面、クレームの生じやすいプランナーさんは、
この矢印が逆で、常に自分に向いています。

「自分はこう思うから、自分の考えるウエディングはこうだから」
という点を、
あたかも「お客様が希望しているウエディング」のように見せかけ、
それが叶わぬ場合、「この会場はおかしい」などの視点に陥ってしまい、
結果としてお客様になんの価値も与えられずクレームへとつながります。

与える人は、もらえる人

繰り返しになりますが、まず大事なことは、「与えること」です。
この順番が逆転しては、不幸しか生じません

プランナーであるあなた自身が「与える人」であるためには、
「豊富な商品知識をもつこと」、
「会場と新郎新婦の両方よしを目指す調整脳をもつこと」
そして「約束を守れること」
、これらをしっかりと理解して、
行動に落とし込んでいく必要があります。

8〜10の続きは、次のラストを乞うご期待!

さて長々とお読みいただきありがとうございます!

このあとの8〜10の続きは、ラストの第3編にてお伝えしていきたいと思います!

こちらもおすすめ


一覧を見る